明渡し(強制執行)の催告|建物明渡請求事件 パート9

こんな炎天下に車は晒され続けて、故障しつらい自動車ってすごいなぁて思っているヨネですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?喉が渇いたら遅いようです。とりあえず、今コップいっぱいの水を飲んでみました!皆さんもどうぞ(笑)

これまでのあらすじ

さて、昨日のブログ記事にて、建物明渡し請求事件で強制執行(断行)の申請をして、次に現地で執行官が債務者へ明け渡せって催告する日程が決まったところでした。

明渡し(強制執行)の催告

時はビューンと1週間経ちました(笑)

そして、強制執行の申請から約1週間後の13時30分頃に現地へ

この日は通称「催告」といって、明渡しを請求している部屋に強制的に入って物件を債権者(私)へ明け渡すように催告して、明け渡さなければ令和◯年◯月◯日に強制執行(断行)を行う旨の明示的に債務者に伝えるために公示するイベント

現地には、執行官執行補助者(業者)立会人、そして債権者の私の4人が集まった。

合鍵が無い場合は、解錠のための業者を準備するのだが、今回は合鍵が準備できたために解錠業者(カギ屋さん等)は呼ばなかった。

ということで、合鍵のラベルをみてみたら!!ガビーーーーーーーーーーン!!!違うカギもってきたーーーー 分譲マンションって「ライオンズタワー大淀(仮名)」があれば「ライオンズタワー大塚(仮名)」とか建築メーカーによって、地名だけ違うような分譲マンションってよくあるが、今回は、私が似て非なる分譲マンションの全く同じ部屋番号をたまたま所有していて、今回明渡請求する部屋番号と似て非なる分譲マンションの全く同じ部屋番号が空室になり募集していたため、ほとんど同じラベルに見えるカギを間違ってもってきてしまったことに気づきました(汗)

やべっ。予定時間の5分から10分くらい前に気付いたので、急遽嫁さんに電話して、至急カギ持ってきてーということで、予定時間を数分すぎて嫁さんがカギをもってきてくれました。今年一番恥ずかしい失敗かもしれません・・・

ということで、執行官、立会人、執行補助者と正しいカギが揃ったので、現地部屋の玄関前へ到着。

執行官が、呼び鈴を何回か鳴らしたり、玄関ドアを叩いて債務者の名前を何回か呼びかけましたが、全く物音がしません。ということで、執行官からカギを開けるように促されたので、カギをオープン!

室内にはものがひっちゃかめっちゃか散乱してました。

執行官が中に債務者等いないか確認したり室内をチェックした後、明け渡すよう催告する旨、また明け渡さなければ令和◯年◯月に強制執行する旨の文書(A4)を債務者の目につく場所に掲示

次に、執行補助者が強制執行(断行)の段取りのために室内をチェック。どれくらいのトラックが必要で、どれくらいの保管場所が必要で、何人くらいの人手が必要かなどを算出するようだ。

カギを開けて15分前後くらいだろうか。もろもろ終わり、執行官にカギを施錠するように指示されてカギを閉めて終了。最後に何かの文書に立会人みたいな欄に自分の署名捺印をしました。

裁判の申請してから、日数は経ってますが、時間的にはそこまで使っていないし、金銭的には執行予納金7万円預けたくらいなので、そこまで大金は必要としていないですね。しかしながら、明渡してくれなければ、強制執行にかかる費用(人件費・輸送費・車両費・保管料・処分料などなど)がボーンとかかってくる予定ですが・・・(汗)

ちなみに、強制執行するよって日は、催告した日から約1ヶ月弱後くらいになります。つまり、催告して約1ヶ月以内に債務者は引っ越しする必要があるわけです。今回の債務者はとても、明渡ししそうなタイプの賃借人じゃないなぁと思いながら、強制執行の日をまつヨネでした(*^^*) 次は、約1ヶ月弱後の強制執行(断行)の記事になりそうですねー それまで、お待ちくださいーい!アディオス(^_^)/~

公示書
公示書

この公示書は私がタッチした事件で、強制執行にならずに債務者が自ら荷物を撤去してでていって、現地の部屋に張りっぱなしになっていた公示書です。参考までのこちらでご紹介しておきます。