法廷へ|建物明渡請求事件 パート3

キッザニアの様子w

大雨が続きますね・・・先日の屋久島で300人くらいの登山者が取り残され、鉄砲水みたいな流れがある場所をロープをたどりながら超えていく映像は、自然のリアルさがわかり衝撃的でした。

大雨となると、常に所有物件の雨漏りが気になるわけですが・・・今のところ大丈夫です。というか、先日の震度5弱の地震でアパート一部壁が崩落。次の被害がでないように業者さんに提案を依頼しており、次の地震がすぐこない事をお祈り中。

とまぁ、これだけ自然災害があるなか大家業はどうなんか?となりますが、地震・津波・噴火系以外の台風(風災)や浸水(免責額等注意)は損害保険でだいたいリスク回避できるかと。だいたい・・・

裁判所へ

という前置きは別にして、先日「期日呼出状|建物明け渡し請求事件 パート2」の裁判に行ってきました。

法廷へ向かうと、今回はラウンド法廷(テーブル囲んだタイプ)じゃなくて、よくある裁判官が上段に座る法廷でした。そんでもって、30分くらいの時間にまとめて5つくらいにたような事件がずらっと並んで、同じ裁判官と書記官でバシバシ処理できるレベルなんだと思います。

裁判所は撮影禁止で、録音も禁止と大きく掲示されてました。技術的には防ぎようはなさそうでしたが、きっと法律に触れることになるでしょう。

法廷入口に「係の物に期日呼出状を見せるか、名乗ってください」みたいな表記があったので係ってだれだろうと黒いマントを羽織った方に声かけたら、その方でよかったみたい。裁判官が座る真下にいらっしゃったので、きっと書記官の方なのだろう。

訴状提出してから初めて書記官みたいな方から本人確認で免許書の提示を促されて見せることに。(私の予想だとおそらく本人確認は必須ではないけど念の為の運用上の段取りなのだろう)

傍聴席で待機

傍聴席で待っとくように促され、時間になったら裁判官が入場!やはり威厳のある黒いマントを羽織っている。そして、年配の裁判官さんでした。今まで裁判に来た時はすべて 書記官に手続きをいろいろ質問されていたような チョー若い裁判官さんだったので今回の裁判官は貫禄がありました。

とりあえず、一発目は私以外の事件がスタート。始まると颯爽とスーツ姿のお二人が、正面見て左側と右側に。「えー私のあとから来た人は書記官さんと何も話してないけどどういうこと?」と頭が「???」でしたが、きっと宮崎の弁護士さんで顔パスなのでしょうw ちなみに二人とも裁判資料は風呂敷には包んでませんでしたw

あと日常初対面の人と大事な話するのに、いつも自己紹介くらい挨拶しますが、裁判では私が裁判官ですとか私が書記官ですとか何も言われず、雰囲気で裁判へ突入する感覚はとても素人の私には新鮮でした。

一発目の裁判を傍聴してると、保証料に関する裁判のようで、原告が事前に提出したであろう分厚い資料。裁判官が争点と主張をシンプルに整理し、枝はを削ぎ落とし原告と被告に追加の資料提出や反論がないことを確認し、判決の予定を提示し終了。判決は約1ヶ月半のようでした、資料が多く判決の作成が大変なのでしょう。また、傍聴しながら、原告が正面向かって左で、被告が正面向かって右に座るのねと確認してました。

裁判スタート

二発目はいよいよ私の事件とのこと。大体、いっぱい裁判あるのに、傍聴席に私と嫁の二人なのはなぜ?と頭が「???」でしたが。傍聴席から西部劇のお店の入り口で開いたり閉まったりとシーソーを繰り返す扉を押して、原告席へ向かうと椅子が2つあり。まぁ、前の事件の弁護士さんと同じ裁判官に近い椅子に。

被告は来ない気はしたが、もしかしたら来るかもなぁと会うのを楽しみにしていたけど、来ませんでした。来たらきたで、風貌を確認したり駐車場の車のナンバーの情報収集でもするかなぁと思っていたし、来なかったら勝訴で早く判決がでるだろうしという気でいました。

裁判官が「陳述はなんちゃらですか?(聞きとれなかった)」と言われて、裁判官の意図がわからなかったので、どぎまぎしていたら、解説してくれました。ようは、訴状の中身の通りでよいか確認されたかったようです、「はい」と返事。確認するくらいだから、訴状の中身を修正したりする原告もいたりするんでしょうね。

あと一つ質問されたのは「被告からその後連絡がありましたか?」と聞かれたので「ありません」と回答。被告の姿勢を確認したのだろうか?意図は不明w

ということで、判決は約1週間後の日時を提示されて、わざわざきてもすぐ終わるし郵送もできるよとPRされたので、人生経験で判決聞きにきたかったけど、裁判所をの手間軽減を忖度し判決文は郵送でお願いしましたw いやもしかしたら、原告も被告もいないけど判決文読み上げているのだろうか?想像すると滑稽だ。いや誰もいなかったら判決読み上げは省略できるのかもしれない。その場合、途中から入ったら、おっきたと思って判決を読み上げ始めるのだろうか(笑)

判決の日に判決を投函するのかを質問したところ、その日かどうかわからんけど早急に送るとのこと。2回くらい同じ質問したので、きっと急いで送ってくれることでしょう。5分はちょっと超えたかもしれません。

最後に

それにしても、まだまだいくつかこの法廷で裁判予定されているけど、傍聴席には一人しかいない・・・いなくても裁判官が話をしているのだろうか、興味があるが裁判所をあとにした。

99%勝訴でしょうから、すぐ強制執行の手続きに取り掛かれるように準備したいと思います。強制執行は競売後に第三者の賃借人に対して自分ですべて実施したことあるのでなんとなくできるはずとたかをくくってます。