生の松原元寇防塁
この地域は竹崎季長(肥後)が担当したらしく、蒙古襲来絵巻(蒙古襲来絵詞(えことば))に竹崎季長砂が石塁が描かれているので、まさにこのあたりだったことでしょう。
福岡の史跡巡り
2017年8月 福岡訪問時に史跡巡りとして、元寇防塁をターゲットに。事前調査で、西辺りの今津地区から東辺りの地行地区辺りと約20kmの広範囲に点在していることが分かった。
わざわざ元が博多湾内を目指してきたのは、街があるので上陸後の物資補給がやりやすいからだろうか?街をずらして、田舎から街を目指すには船にたくさん物資を積む必要があり厳しかったからだろうか?ビーチが少なく上陸ポイントが少なかったからだろうか?などと思い老けるのはエセ日本史ファンとしては楽しい。実際にはかなり研究されてるだろうが(笑)
googleマップで確認
google地図で元寇防塁をサクッと検索
googleマップでさくっと検索しただけでも、そこそこ史跡が点在するのでどこに行こうか迷っていた。また、記念碑だけがあるところや、復元しているところなど様々。
最初は元寇防塁をターゲットにしていたわけでわなく、城跡行こうと検索していたところ。城郭放浪記なるサイトに到達。
いろいろ見ていたが、国指定は当然そんなにない。そんな中、福岡市内からアクセスが良く国史跡といったら「福岡城」と「元寇防塁」あたりに絞られてきたのでますます行ってみたくなった。
いろんな元寇防塁
そんな中でも、記念碑だけじゃなく、それっぽい防塁がありそうな場所で、西新元寇防塁、生の松原元寇防塁、今津元寇防塁をターゲットに。
西新は西南学院のすぐ横でアクセスが良いが、埋め立ての関係からか海からかなり内陸で雰囲気がでないw ということで、生の松原と今津に決心。両方行ってみたかったが、松原だけでも駐車スペースが想像以上に厳しくて時間がかかり、今津はパス(涙)
参考サイト
福岡市の文化財 http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/
元寇防塁(生の松原地区)http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/cultural_properties/detail/34
元寇防塁(今津地区)http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/cultural_properties/detail/38
元寇防塁(西新地区)http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/cultural_properties/detail/36
駐車スペース
生の松原で一番困ったのが、駐車場。街中だったらたいていタイムパーキングなり時間貸しで見つけれそうだし、田舎だったら空き地や広い道路や公園Pなどすぐみつけれそうだが、この地域は本当に駐車スペースがない。
まずメイン道路(唐津街道)と海の間は九大所有ぽくずっと一定のフェンスなり入り込む余地なし、メイン道路から山手のほうは旧市街地で道路は狭いは住宅が密集しているはでまったくスペース無し。
すぐ近くに生の松原海岸森林公園なる地図でみると結構広そうだがまったく駐車場無しw
結局、壱岐神社を見つけて、お参りして駐車場代お賽銭を払って、500mから1000mの間くらいの距離を歩いて訪問しました。
駐車場代替案
なかなか代替案ありませんw 本当に路上駐車できるような道路まったくありません(涙)
電車利用でしたら、「下山門駅」が地図で確認できるし、徒歩圏内ですね。下山門駅付近まで車でうろちょろしましたが、タイムパーキングとかまったく見つけれませんでした。駅近の駐車場も可能性が低そうです。
そういえば、交番があったので、指名手配されてないようであれば交番に相談もうまくいくかも。
そういえば、日田焼きそばの想夫恋の駐車場が広かったので、いっぱい食べて防塁訪問した人はいるかも。
いざ防塁へ
想夫恋あたりから、松林を抜けて浜辺へ。海のほうは島か岬かが結構点在している場所なんだなと。海といえば、宮崎の海で広く地平線が広がっているのが普通でしたが、視界が狭くイメージと違いました。地図みてみると、右前の島は能古島その奥に志賀島、左奥は玄界島などのようです。
浜辺には、プライベートビーチのように、何組かが海水浴中。
そこから、テクテク東へ結構あるいて到着。シンプルな案内板は点々とあったので迷うことはありませんでした。現在の石塁は復元されたもののようだが、石塁から海を見渡して、約750年前の昔に思いを寄せました。このあたりの石塁は現在の海水との境からすごく近く、地図でみると内陸の防塁跡が点在するので、大分埋め立てたんでしょうね。
関連ネット情報
福岡市の情報
福岡市の生の松原元寇防塁詳細情報(http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/cultural_properties/detail/34)
に詳細有り。この中に、昭和43年発掘調査をしたときの写真と思われるような石塁の写真がありましたので、こちらでバックアップとっておきます(笑)
また、海側からの写真もバックアップしておきます(笑)
国立国会図書館デジタルコレクション
蒙古襲来合戦絵巻として、デジタルアーカイブされてます。ちょっと除いてみると、超高解像度!!!これ面白し。
蒙古襲来合戦絵巻(国立国会図書館デジタルコレクション)http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2591517?tocOpened=1
九州大学附属図書館
蒙古襲来絵詞として、簡単な解説とそこそこの解像度の写真が公開されています。生の松原については、「季長、生の松原の石築地の前を通過する」という表題の絵巻として公開されています。一応私の方でもバックアップしておきます。
生の松原元寇防塁の場所
生の松原元寇防塁関連写真集
あとがき
5年くらい前に、日田市へ行った際に、どうしても日田焼きそば食べたいと思ってたんですが、食べれなくて残念がった記憶が脳裏にこびり付いています。今回途中に日田やきそばの「想夫恋」が!!マストということで、訪問。駐車場は満杯でなくても、行列でした(涙)しかも、手間暇かかった料理のようで、ちょー待ちました。みんな結構大盛りを注文していたのが印象的です。
もっと時間があったら、朝鮮出兵の名護屋城や陣跡とか巡ってみたいもんです。もうちょい投資の元手を増やすために仕事がんばって、史跡を回れるようにがんばります^^
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