佐伯城|続日本名城1城目|佐伯観光

2018-11-10

城スタンプラリーデビュー

歴女(だった?)嫁に感化され、ここ数年日本史やお城ブームに乗っかって興味がでてきているところですが、それ以前からも、城とかは興味があって今まで世界遺産系の名城からその他の城も行って普通に行ってました。100名城スタンプラリーなんか全く興味なかったわけです。ところがところが、なぜか2018年10月に大分のセミナーへ宿泊で訪問することになり、1日どこか訪問したいと未踏の地「佐伯市」をセレクト。そして佐伯城へと計画していたところ、ん、スタンプラリーありなんじゃない!?と思ってしまいました(笑)なんでだろう(笑)

急いで日本城郭協会のホームページからスタンプラリーの購入方法を調べ、日本100名城と続日本100名城のスタンプラリー付き書籍を出発前日にゲットしました。もちろん書籍にはスタンプ台だけではなく、各お城の概要が載っていて、それを読み進めていくだけでも次の旅はどこにしようかなぁなんていろいろ思いが膨らみ楽しくなりました。

失敗しそうだったのが、100名城の現地行けばスタンプラリーの冊子買えそうに考えてしまいがちですが、買えません!!事前に書店やamazon神から購入しておかなければいけませんのでご注意を!!

今回の佐伯城は「続日本100名城」でしたが、もう先走って&過剰に下の3冊注文してしまいました(汗)

旅の友(続日本100名城スタンプ帳等)
旅の友(続日本100名城スタンプ帳等)

佐伯駅

さて朝一、佐伯駅へ到着(9:30)。駅構内のロッカーへ荷物を入れ、駅隣接の観光協会でレンタサイクルを借り市内徘徊へ。電動自転車とノーマルを選べますが、運動のためにノーマル選択。値段も観光客向けの破格値。観光協会に情報がいっぱいあったのでこちらでプラン作成して回ってもよさそうですね。今回のポイントはランチで「佐伯ラーメン」と「佐伯寿司」両方をクリアしようとしているのがポイントです(笑)佐伯城は山城なので、登る前にラーメンを頂き、下山後に佐伯寿司を頂いてます(笑)。

私の今回の佐伯観光プランはどなたかの参考になるんじゃないかな。てか、そんなに選択の余地無しかも(笑)

佐伯メイン道路

まず歴史資料館へGO。佐伯中心にイチローロードがあります。お笑いマンガ道場(見たことないけど名前は知ってる)に出ていた漫画家富永一朗氏が小さい頃育った街だそうです。また、面白かったのは、街中の銀行や各種お店の駐車場に「観光客駐車場」と掲げてあり、お店が休みの間観光客のための駐車場として開放していました。

佐伯市歴史資料館

んでもって、山城に登る前に、麓にある佐伯市歴史資料館へ到着(10:00)。山城登る前に、佐伯の歴史背景を頭に入れて登ったほうが楽しいですよね!チケットは「佐伯歴史資料館」「国木田独歩館」「平和記念館やわらぎ」の3点セット500円を購入。このチケットをレンタサイクル支払時に提示すれば半額になります。

資料館はそこそこ解説を読んで、45分くらいで周りました。ちなみに続日本100名城のスタンプは資料館の入場直前にあります。開館中であれば無料で押せそうですが、資料館は必須でしょう。中世の佐伯氏の時代、豊臣時代の佐伯城を築城した毛利高政の事、西南戦争の事、マルチ人間矢野龍渓など結構面白かったのでオススメです。

その後、佐伯城三の丸櫓門、歴史と文学の道、国木田独歩館へ。

三の丸櫓門、歴史と文学の道

三の丸櫓門は1637年(寛永14年)創建とかで古くて大きくて見応え有り。佐伯市のマンホールのデザインにも描かれています。この櫓門裏の文化会館が建っているのですがとても残念な景観に思えてしまいました。照国神社裏の分譲マンションみたいな雰囲気。この櫓門あたりから養賢寺までは、「歴史と文学の道」と呼ばれ「日本の道100選」に選定されているようです。道沿いには、白塗り壁に日本瓦の塀が続き、民間の古い建物も点在した雰囲気のある通りです。

国木田独歩館

国木田独歩は佐伯に1年くらいしか滞在していなかったようですが、佐伯を背景とした文学作品をいろいろ出しているようですね。マンホールにも国木田独歩の歌(?)がデザインされています。国木田独歩館は居候先の家です。どの施設でもスタンプラリーですかと聞かれたのですが、独歩館でも聞かれました。「文豪ストレイドッグス」なる漫画と佐伯の施設がコラボしたスタンプラリーが開催されているようです。独歩館も中学生くらいの女子で溢れかえってました。どうも漫画に登場しているシーンでこの下宿先の独歩館(主屋2階)とかがでてきたりもしているのかもしれません。

文学の対極にいる私はもちろん国木田独歩作品は読んだことないのですが、独歩館で独歩の作品をコンピュータで詳しい解説付きで読書できるものが用意されていて、いろいろ読み進めてみると結構おもしろかったです。もし興味と時間がある人は、佐伯に訪れる前に独歩作品で佐伯を背景とした作品を読んでから訪れるとより充実することこの上ないでしょう。

歴史と文学の道 パート2

国木田独歩館から北へ歴史と文学の道を自転車で進めてみました。面白かったのは、島津家別邸の磯庭園(鹿児島)にある屋久種五葉松(やくたねごようまつ)と一緒(分けた?)の末があったりした。

 

佐伯の街(パネル群)

あとはラーメン屋天津のオープン11:30まで、街を徘徊。街の至るところに、お侍さんや着物の女性などの白黒の渋いパネルが点在して、通り名や地域の解説をしてくれてます。

参拝できる高野山真言宗大日寺なる古いお寺さんがありました。こちらは菊姫伝説(菊姫物語)の舞台であったり、連合艦隊司令長官山本五十六大将が参拝されたとか、ご利益ありそうです。

佐伯ラーメン

天津ラーメンへ到着(11:40)。すでにお客さんが5人くらいいました(汗)野菜を取るために、味噌ラーメンにしました。あとからわかったのですが、佐伯ラーメンが確立しているらしく、濃厚な豚骨が特徴とかあとから知りました(汗)皆さんはぜひ豚骨チョイスしてみてください(笑)

2018年10月現在「香蘭」はすでに閉店しているとの情報有り。

佐伯城

いざ山城攻めスタート(12:00)。「登城の道」「翠明の道」「独歩碑の道」3本ルート有り。と思ってググってみたら「若宮の道」ってのがある情報有りそうですが詳細不明。で、私は、上りは一番険しいという「登城の道」で、下りは「独歩碑の道」でした。「登城の道」は前評判通り、そこそこ急で結構疲れました、当時はこの道を通っていたような情報があったので登る価値はありそうです。これを下ると膝悪くしそうなので、一番緩やかであろう「独歩碑の道」を利用。幼児連れのファミリーがこの道で次々登っていってました。

登っていくと、石垣から石垣に渡してある渡橋(?)がお出迎え(登り15分弱)。

すぐ南西に二の丸。

二の丸から西の丸に向け石垣から石垣への通路(曲輪から曲輪への出入りするところも虎口というのだろうか?)幅を工夫している。

西の丸から山側の景色良し。翠明の道の道につながるであろう門跡あり。えっググったら大きな円は井戸あとなの?ええーー どんだけ掘ったの???

隅っこに5m前後くらい四方の石畳があるが???櫓が建ってた???

その後、本丸へ。本丸からは佐伯市街を一望でき、海まで眺望良し。そんななかに一段と高くそびえているのが天守台があり、その上に天守が建っていたらさぞ景色がよく街を見渡せたであろう。

本丸の端に「独歩碑」有り。その脇から道が伸びているので、これが「独歩碑の道」の所以であろう。この辺りは景色が良いので、子連れ家族が風呂敷広げておにぎりを食べていたが美味しそうである。

独歩碑の道を下って、下山(15分弱)(13:00過ぎ)。

佐伯寿司

FBタイムラインに流れていた、亀八寿司へ(13:15)。本日二度目の昼食。下駄に書いてある「世界一佐伯寿司」と書いてあるのが面白いですね。当店一番人気表記の「豊後地産にぎり」を頂きました。ネタがめちゃめちゃデカかったので、お行儀悪いかもれませんが、一貫を2回に分けて何度も美味しさを味あわせていただきました。

ここでの失敗ポイントがあります。地場のにぎりを思わず注文しましたが、佐伯グルメの「ごまだしうどん」をクリアするために、お腹に余裕がある方は「ごまだしうどん」のセットを注文するのがベスト。しかし、佐伯ラーメンから2,3時間しか経っていないし少食なので、そこまで注文する勇気がでませんでした。

朝一番に「ごまだしうどん」を食べれる店を見つけて食すのがベストそうです。ご参考までに^^

平和記念館やわらぎ

その後は、がらっと変わって、戦争遺跡関係へ。「平和記念館やわらぎ」で歴史の勉強。真珠湾攻撃出港の地のようで、佐伯湾を真珠湾にみたてて直前に訓練していたとか。呉軍港から豊後水道を通って出撃する艦隊を佐伯の航空部隊で援護していたとか。戦艦大和の援護もしてたとのこと。軍港だけに空襲で大変な目にあったようです。佐伯にきたら是非よりたい場所ですね。

造船所

戦争遺構がたくさんあるようですがタイムオーバー。平和記念館やわらぎのすぐ近く前に、佐伯重工業なる造船工場があり、その裏が濃霞山公園となっているので、造船見たいと思い小山を登頂。展望台の目の前で造船してました(15:00)。

佐伯関連の情報しらべると船の進水式情報がよく出てくるとおり、年間に月1回以上くらいのペースで何回も進水式があるようです。あの巨大な鉄の塊を目の前にして、浸水する様子はさぞ面白いと思います。スケジュールがあえば見るべきでしょうね。

造船所(佐伯重工業)
造船所(佐伯重工業)

ビールはスーパー

ということで帰りの電車用のビールを駅で探してもないので、観光協会の人に聞いてすぐ近くのマックスバリューで購入して帰りました(16:00頃)。

ごまだしうどん

心残りは、地元グルメ「ごまだしうどん」をクリアできなかった事です。お腹に余裕があれば、佐伯寿司+ごまだしうどん をクリアできると思うのでセットでどうぞ。佐伯はまた来る機会があるでしょう!

最後に

佐伯城が記念すべきスタンプラリーの1城目となりました。残り199です。死ぬまでに半分くらいいければいいかなという気持ちでゆっくり臨みたいと思います。それでは、チャオ(^_^)/~

関連情報

結構旅の前に情報収集するとあるはずのリンク先のページやPDFデータが無くなっていたりすることがよくあります。ということで、勝手に二次配布用でサーバーに保管しダウンロードできるようにしておきます。二次配布の問題点は、最新情報ではないということをご理解の上活用いただけると幸いです。

佐伯市関連サイト

佐伯市関連二次配布データ

上のダウンロードできるデータはあくまで2018年11月頃に確保したデータですので活用方法をご注意ください。リンク元が活きていればそちらから最新版をダウンロードしてください。