零細企業もテレワークが必要か?

テレワーク(在宅勤務)
テレワーク(在宅勤務)

コロナ禍

2020年7月12日、指導力の欠如(の発言)で有名なテドロス率いる世界保健機構(WHO)が過去24時間で約23万人が新型コロナウィルス(COVID-19、武漢ウィルス、武漢風邪)に新規感染したと発表されたようですね。また、日本国内では東京を中心とした大都市及び周辺でじわじわコロナウィルス陽性患者が増えているようです。

新型コロナウィルスにかかりたいか?かかりたくないか?当然かかりたくない人がほとんどでしょう。しかし、ピケティの「21世紀の資本」に書いてあるとかいう貧富の差がますます拡大する現状の社会システムの仲、昨今収入や資産によって寿命が比例するとか、子供の年収が比例するとか、まだ言われているし具体案も具体策もあまり聞こえてきません。

現在の社会システム自体が命の価値と密接な関係です。温暖化問題、安全保障問題、原発問題、大気汚染問題、喫煙問題などなど。一部の報道で一喜一憂せずに、日本人一人ひとりが情報源、背景、未来予測などを考察できるようになるといいですね。

零細企業もテレワーク

まぁ、兎にも角にもテレワーク(在宅勤務)自体はコロナ禍だろうがニューノーマルだろうがアフターコロナだろうが零細企業の私たちもテレワークは前進させなければいけないと思っております。

現に、会社内で社長の私を含めて従業員までだれかがコロナ陽性となった場合は、一定期間隔離されることになります。それでも業務を継続させなければいけません。

ワクチンがそのうち開発されるでしょう。しかし、また新しい驚異が100%予想されます。100%驚異が発生するのであれば、準備しない手はないでしょう。ん、もしかしたら新型ウィルスを予測できて事前にワクチンを準備できるみたいな日がくるかもしれませんね(汗)

てか、新型ウィルス対策のためじゃなくてもテレワークが有効な面が多いでしょう。可能であれば・・・

BCP(事業継続計画)

昨今、しきりにBCP(Business Continuity Plan)が叫ばれています。もともとは、ここ10年自然災害が多い影響でしょう。中小企業庁の解説では次のように説明されています。

事業継続計画(BCP)・・・企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のこと。

安定している会社は特に必要かもしれません。

システム会社勤務のときにはコンティンジェンシープラン(Contingency plan)が叫ばれていました。カオナビによると次の通りです。

コンティンジェンシープラン(Contingency Plan)・・・不測の事態が起こった時にできる限り迅速に通常業務に復旧させその被害を最小限に留めることを可能にする、リスク発生時に企業や従業員が取るべき行動指針や事前対策を定めたもののこと

それぞれ見てみると目的がぜんぜん変わってきますね。

BCPとテレワークという意味では、事務所店舗業務とテレワークが両立している想定では、隔離されていても仕事ができたり事務所が大雨や地震や停電などの被害をうけても、バックアップ機能を果たせるのではないかと考えています。

ちなみに当社では、一級河川が近いので大雨洪水対策(床上浸水)を喫緊の課題です。次に、大地震対策(南海トラフ地震対策)でしょうか。

零細企業のテレワークのメリット

  • 人材不足の世の中ですので、場所や時間を選ばず業務を依頼できるか(?)。
  • 店舗を最小限にできるので家賃が抑えれそうです。
  • 新型コロナウィルスを含めた感染リスク(感染拡大)を抑えることができる。
  • コロナ陽性者や濃厚接触者として隔離されている時でも仕事を処理できる。

零細企業のテレワークのデメリット

  • 規模が小さく設備投資にお金をあまりかけられないので経営者のIT知識が不可欠。
  • 業務を細分化してテレワークできるものとできないものに仕分けする必要がある。
  • 従業員の自宅のPC環境やネット環境の有無が影響しやすく、ない場合会社が負担すると零細企業は固定費が増える。
  • 従業員PCの処理速度不足やセキュリティー対策不足などの対応をしにくい。紙の授受がない分書類をデータ確認しやすくするためにも、従業員PCの画面も大きくする必要あるだろうな・・・
  • 従業員が自宅で仕事するスペースがない場合がある。私も家が狭いのでリビングダイニングでパソコンを構えているので家族がいるときにウェブ会議とか難しい・・・リフォームや増築やコンテナハウス設置など検討する必要がありそう・・・
  • 情報漏洩が懸念される。紙資料の持ち帰り、個人PC利用によるコンピュータウィルス感染など・・・

ということで、今のところの結論としては、零細企業もテレワークは有効であるが、敷居がかなり高く実現するにはかなり気合がいるという結果となってしまいました(汗)

模擬テレワーク

零細企業がITコンサル入れて、VPN機器やサービス導入したり、いろいろボーンと設備投資なんかできないわけで・・・とりあえず、社長が自宅で仕事し始めてみるのが一番なんじゃないでしょうかね?

しかし、現場が不安すぎるということで、共同住宅の1階に店舗があり、共同住宅に空き部屋があったので、そこで仕事をし始めてみました。

何がいいかって、無線LANが繋がるし、内線も通じるし、紙資料もいざとなれば授受可能です。その中で私も従業員もコミニケーションのとり方や工夫の仕方を向上できますね。

足りないものは徐々に追加できます。ハングアウトなどチャット機能の発言を通知させるためにも各PCスピーカーは必須だなと注文したばかりです。各々が外出しているとか電話中とか状態がわかるのも仕事しやすそうだなとWebカメラやAtom Camなんかあるとコミニケーションとりやすいなとも考えています。

電話の形をしたネット通話できるハードなんかないかなと探してみる直前だったりもします。そう考えると、スマホ配布したほうがよさそうですね。零細企業なんで各従業員専用スマホなんて当然ないですので・・・

なかなか現店舗から無線LANが繋がる距離の空部屋を活用できる人は少なさそうですが、万が一、私だ!と思ったかたはやってみてはいかがでしょうか。

模擬テレワークの感想は気が向いたらアップしたいと思います。命と経済は直結していると常日頃考えているヨネでした(*^^*) アディオス(^_^)/~